コラム

物流や製造現場で広く使われているプラスチックパレット
丈夫で長く使える一方、破損や劣化によって役目を終えたあと、
「このパレットはどう処理されているのか?」
と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、
プラスチックパレットがリサイクルされるまでの流れをわかりやすく解説します。

プラスチックパレットはリサイクルできるの?

結論から言うと、
プラスチックパレットはリサイクル可能な製品です。

ただし、すべてが同じようにリサイクルできるわけではなく、

  • 素材の種類

  • 汚れや異物の有無

  • 使用環境

によって、リサイクルのしやすさが大きく変わります。

プラスチックパレットがリサイクルされるまでの流れ

① 使用済みプラスチックパレットの回収

まずは、使用を終えたプラスチックパレットが
工場・倉庫・物流拠点などから回収されます。

この段階で重要なのが、

  • 他素材(木・金属)が混ざっていないか

  • 大きな異物が付着していないか

といった分別状態です。
回収時の状態が、その後のリサイクル工程を大きく左右します。

 

② 素材・状態ごとの選別

回収されたパレットは、
次に素材や状態ごとに選別されます。

  • 単一素材のプラスチックパレット

  • 汚れが少ないもの

  • 割れや欠けがあるもの

選別によって、
「再生原料として使えるもの」と
「そのまま使用ができるもの」に分かれます。

「そのまま使用ができるもの」はリユース品として出回ります。


③ 破砕(細かく砕く工程)

リサイクル可能と判断されたパレットのうち、

欠けや破損があるパレットは
破砕機によって細かく砕かれます

この工程で、
パレットの形状は失われ、
再生原料として扱いやすい状態になります。

 

④ 洗浄・異物除去

破砕されたプラスチックは、
洗浄工程を経て汚れや異物を取り除きます。

  • 土砂

  • 油分

  • ラベル・付着物

これらを除去することで、
再生後の品質を安定させることができます。

※この洗浄工程は粉砕工程と合わせて行う場合もございます。(洗浄粉砕)


⑤ 再生原料(ペレット)化

洗浄・乾燥後のプラスチックは、
溶融・成形され、ペレット(粒状原料)になります。

このペレットが、
リサイクル製品を作るための原料となります。


⑥ 新たな製品へ再生

再生されたペレットは、

  • プラスチックパレット

  • 梱包資材

  • 建材・資材

  • 工業用製品

など、さまざまな製品へ生まれ変わります

つまり、
プラスチックパレットは
再びパレットになることもあれば、別の製品になることもある
という循環の中にあります。

リサイクルしやすいプラスチックパレットの特徴

リサイクルをスムーズにするためには、

  • 単一素材で作られている

  • 汚れが少ない

  • 他素材が混ざっていない

といった条件が重要です。

特に、
分別された状態で回収されているパレットは、
リサイクル効率が高くなります。

リサイクルの流れを知ることが重要な理由

リサイクルの工程を知ることで、

  • なぜ分別が必要なのか

  • なぜ汚れを広げない方がいいのか

  • どうすれば資源として活かせるのか

が、現場レベルで理解しやすくなります。

これは、
プラスチックリサイクル率向上にも直結します。

まとめ|プラスチックパレットは循環する資源

  • プラスチックパレットはリサイクル可能

  • 回収・選別・破砕・再生の工程を経て資源になる

  • 分別と状態管理がリサイクルのカギ

プラスチックパレットは、
「使い捨てるもの」ではなく
循環させることができる資源です。

 

※リサイクルにはある程度の枚数が必要となる場合がございます。

 弊社運営のステルナパレットでは持ち込みの場合は枚数制限なく引き取りが可能です。

 不要なパレットがございましたらお気軽にお問合せをお願いいたします。

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