コラム

倉庫や工場、物流現場で日常的に使われているパレット。
破損や劣化によって使えなくなったパレットをどのように処分すればよいのか分からないという声は少なくありません。

特に事業活動で使用したパレットは、産業廃棄物としての扱いが必要になるケースも多く、
誤った処分は法令違反につながる可能性もあります。

この記事では、

  • パレットの基本的な処分方法

  • 素材別(木製・プラスチック)の考え方

  • リサイクルできる・できない判断基準

現場目線で整理して解説します。

パレットは「産業廃棄物」になる?基本的な考え方

事業活動で使用されたパレットは、原則として産業廃棄物に該当します。
家庭ごみとして処分することはできません。

産業廃棄物として扱われるケース

  • 工場・倉庫・物流センターで使用していた

  • 商品の保管・運搬に使用していた

  • 事業用に購入・管理していた

これらに該当する場合、
許可を持つ産業廃棄物処理業者への委託が必要になります。

 

しかし、ゴミとして処分するだけではなく、リサイクルとして生かすことも可能です。

パレットの主な処分方法は3つ

パレットの処分方法は、大きく分けて以下の3パターンがあります。

① 廃棄(産業廃棄物として処理)

再利用が難しい場合は廃棄処分となります。

  • 木製パレット → 木くず

  • プラスチックパレット → 廃プラスチック類

として処理されるのが一般的です。

しかし、プラスチックパレットの多くは粉砕し、再度活用できます。

積極的にリサイクルを検討しましょう。

 

※処理費用は素材・汚れ・量によって変わりますが、

おおよそ1kgあたり40円程度が相場です。


② 回収・リサイクル

状態や素材によっては、回収・リサイクルが可能なケースもあります。

  • 異物混入が少ない

  • 素材が単一で分別しやすい

特にプラスチックパレットは、
材質が明確であれば再資源化できる可能性があります。

プラスチックは原料が石油のため、積極的にリサイクルを活用しましょう。

破損があっても、粉砕し再度原料化が可能です。

弊社でもプラスチックパレットのリサイクルを積極的に行っております。

プラスチックパレット処分でお困りの場合は是非お問合せください。

※プラスチックパレットのリサイクルについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。


③ 買取・再利用

一定の規格品や状態の良いパレットは、
再利用の対象になることもあります。

ただし、

  • 破損

  • 変形

  • 強い汚れ

がある場合は、再利用が難しいため、

リサイクルを検討してください。

素材別|パレット処分の注意点

木製パレットの処分ポイント

木製パレットは比較的処理しやすい一方で、

  • 釘や金属の混入

  • 防腐処理・薬剤処理

がされている場合、処理方法が変わることがあります。

解体や分別が必要になるケースもあるため、
事前に処理業者へ確認することが重要です。


プラスチックパレットの処分ポイント

プラスチックパレットは、
素材の違いによってリサイクル性が大きく変わります。

  • 単一素材 → 再資源化しやすい

  • 容器リサイクル材由来 → 再利用が難しい場合あり

また、

  • 油汚れ

  • 内容物の付着

  • 他素材の混在

があると、リサイクル不可となることもあります。

処分前に確認したいチェックポイント

処分や回収を検討する前に、以下を確認しておくとスムーズです。

  • 素材は何か(木製・プラ・複合)

  • 汚れや異物はあるか

  • 破損の程度

  • 使用数量・保管状況

これらを整理しておくことで、
再利用なのかリサイクルなのかの判断がしやすくなります。

リサイクルを前提に考えるという選択

単に「捨てる」のではなく、
次にどう活かせるかという視点で処分方法を考えることも重要です。

私たちは、廃プラスチックの現場に関わる中で、
「リサイクルできる状態を保つこと」そのものが
結果的に処分コストや環境負荷を下げると実感しています。

まとめ|パレット処分は「素材と状態」がカギ

パレットの処分方法は一つではありません。

  • 産業廃棄物として廃棄する

  • 回収・リサイクルを検討する

  • 再利用・買取の可能性を探る

その判断を分けるのは、
素材・汚れ・状態です。

現場で発生するパレットだからこそ、
「どう処分するか」を一度整理してみることが、
無駄のないリサイクルへの第一歩になります。

 

状態をご自身で判断するのはなかなか難しいかと思います。

ぜひ一度ステルナパレットにご相談ください。

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