コラム

物流や倉庫でパレットを使用する際に重要なのが「積載荷重」です。

パレットには載せられる重量の目安があり、それを超えて使用すると破損や事故につながる可能性があります。

また、パレットの荷重には「静荷重」「動荷重」「ラック荷重」などいくつかの種類があります。

この記事では、パレットの積載荷重の考え方と、それぞれの違いについてわかりやすく解説します。


パレットの積載荷重とは

パレットの積載荷重とは、パレットに安全に載せることができる最大重量の目安のことです。

物流現場ではフォークリフトでの運搬やラック保管など、さまざまな使い方をするため、状況によって荷重の基準が異なります。

そのためパレットの仕様には主に次の3種類の荷重が設定されています。

・静荷重

・動荷重

・ラック荷重

それぞれの違いを理解しておくことが、安全な運用につながります。


静荷重とは

静荷重とは、パレットを床に置いた状態で載せることができる重量のことです。

パレットが動かない状態で荷物を載せるため、一般的には3つの荷重の中で最も大きな重量になります。

例えば倉庫の床に直接置いて保管する場合などが、静荷重の条件に近い使い方です。


動荷重とは

動荷重とは、フォークリフトなどでパレットを持ち上げて移動する際に耐えられる重量のことです。

運搬時には荷重がパレットの一部に集中したり、振動が加わることがあるため、静荷重よりも小さく設定されています。

物流現場では、この動荷重を基準にパレットを使用するケースが多くなります。


ラック荷重とは

ラック荷重とは、パレットラックなどの棚に載せて保管する際に耐えられる重量です。

パレットの両端だけで荷物を支える状態になるため、静荷重や動荷重よりもさらに小さくなることが一般的です。

ラック保管を行う場合は、パレットのラック荷重を確認して使用することが重要です。


プラスチックパレットの一般的な荷重目安

パレットの荷重は、素材や構造、サイズによって異なります。

一般的なプラスチックパレットの場合、おおよその目安は次のようになります。

静荷重

約3,000kg〜4,000kg程度

動荷重

約1,000kg〜1,500kg程度

ラック荷重

約500kg〜1,000kg程度

ただし製品によって仕様は異なるため、実際に使用する際はメーカーの仕様を確認することが大切です。


荷重を超えて使用するとどうなる?

積載荷重を超えて使用すると、次のようなリスクがあります。

・パレットの破損

・荷崩れによる事故

・ラックの変形や損傷

・フォークリフト作業の危険性

物流現場では安全性が最も重要なため、パレットの仕様に合った荷重で使用することが大切です。


まとめ

パレットの積載荷重には次の3種類があります。

静荷重

床に置いた状態で耐えられる重量

動荷重

フォークリフトなどで運搬する際の重量

ラック荷重

パレットラックに載せる際の重量

パレットを安全に使用するためには、それぞれの荷重の違いを理解して適切に使用することが重要です。

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